事業理念

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将来ビジョン

近年、我が国の食に纏わる環境は、将来的な人口減少、少子高齢化、一次産業人口の減少に伴う食資源自給率低下の不安、またより向上が求められる食の安全性、品質や消費者ニーズの多様化によるライフスタイルの変化、複雑化など多様且つ不確定な情勢変化が予想されます。

そうした将来を見据え当研究所は、本来 "こうあるべき"という社会の姿を想い描きその実現に向けて、公益事業の方向性や指針を定めこれを全所員共有の理念として、日々の活動を行って行きます。

"あるべき未来" の将来ビジョン

「みんなが生涯健康で安心な食生活を営める社会。 高齢者、若者、子どもが定住できる 豊かな自然の食資源を享受、循環できる持続可能な社会」

みんなが生涯を通じて健康でいられるよう、食の持つ3つの機能を安全且つ効果的に作用させる為の研究、開発、食育活動を行います。 (機能性研究、安全性研究、介護食開発、啓蒙啓発活動 etc.)

過疎化が進む地域社会が新たなる産業を創出し、 高齢者から子供までが安定した生活ができる コミュニティ形成への手助けを行います。
(栽培育種・改良技術、素材加工技術、6次産業化技術 etc.)

限られた食資源を人々が無駄なく利用し、循環、再生といった持続性を持った資源循環型社会の構築に向け、関係主体と積極的に連携した活動を行います。
(未利用資源活用技術、廃棄物削減技術、環境負荷低減技術 etc.)

この将来ビジョンの実現に向けて、中長期計画で具体化し、更に単年度計画に落とし込み、我々ができる当所の強みを活かした事業に邁進します。

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