[施設]
Annex
東洋食品研究所では、最近の科学技術に対応した設備としてAnnex棟を2011年6月に竣工しました。Annex棟は、植物栽培・培養細胞・動物実験の3エリアに分かれており、各種専門的な実験が可能な施設です。
植物栽培実験エリアは、空調設備、照明設備の制御装置を備え、温度・日長・湿度といった環境要因を任意に制御することができます。メタルハライドランプを用いた照明設備により、真夏の日差しの1/4程度の光量を確保し、屋内での果樹栽培実験等に活用しています。また、自動追肥装置付き水耕栽培棚を設置した栽培室では、野菜類の水耕栽培を通じて、現在注目されている植物工場に有益な情報や栽培方法を発信できるよう努めています。
培養細胞および動物実験エリアでは、各種細胞や動物の生理作用に対する食品の効果を調査し、健康増進に役立つ利用法の開発に取り組んでいます。