[研究グループ]

生物応用

少子高齢化の進む我が国において人々の健康寿命を延ばすことが重要視されている一方で、世界的には人口増加に伴う食糧需給の逼迫が予想されています。こういった背景から、食品の持つ身体機能の維持に関する研究だけでなく、これまで利用しなかった動植物や食材の非可食部を利用した新たな食材の開発が求められています。

食品の機能性評価に培養細胞は広く利用されていますが、近年、美味しさ評価への適用や培養肉などの食材への利用といった技術の開発が進められ、さらなる応用展開が期待されています。また、発酵(微生物)は古くからさまざまな食品の製造に利用されていますが、現在は摂取による健康の改善や未利用資源の食品化、発酵による高付加価値の付与などが検討されています。これらを踏まえて、当研究グループでは培養細胞や微生物などを用いて、新たな食材の開発、食品機能の探索や美味しさの評価技術の開発を行っています。

関連する研究内容:食品機能微生物利用新規食品提案

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類似機器

食品機能