金属缶における缶内圧力と缶蓋の変形量について調査した。 401,307,301,211の蓋底に関して、缶内圧と蓋底の変形量を測定した結果、一般に使用する缶の殺菌加熱中に受ける缶内圧については、蓋底に刻んだ蛇の目に相違なき限り、また使用ブリキ板の物理的性質に大きな相違なき限り、本測定結果より求められる数値とChambellan氏等の式とを使用することによってほぼ近似的に計算によって知ることが出来る。
- 著者
- 志賀 岩雄
- 出典
- 東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,1,107-129(1950)
/缶詰時報 第23巻 第4号、