3.ポーラログラフによる缶詰の研究(第一報)

現在のサニタリー缶の缶胴接合部の半田付に使用している半田中の鉛の配合割合を増加した場合、どの程度缶詰内容物中に鉛が溶出するかについて研究を行った。

本研究においては鉛:錫=40:60の配合半田を使用する内面無塗装缶、及び内面塗装缶ならびに錫を節約する目的にて試みた鉛:錫=96:4の配合半田を使用した内面無塗装缶、及び内面塗装缶を用いて、実際製缶ラインを通じて製造した径77mm×高82mm缶に付いて試験を行った。

著者
小田 久三
出典
東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,2,40-50(1952)

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