園芸学会令和7年度春季大会 (日本大学 生物資源科学部) で口頭発表します。
イチジク幼果に定位するアザミウマ類(Thrips)の品種選好性
細見 彰洋
アザミウマの被害を受けやすいイチジク品種の特徴を調査した結果、果実内部に侵入できる穴の存在が最低の条件ながらも、果実に来訪する時点でイチジク品種に対するアザミウマの好みに差があることが明らかになった。
発表日時:2025年3月21日(金) 10:15~10:30
結果節位の異なるイチジク'桝井ドーフィン'果実の香気成分変動および気象条件との関係
○小山 ゆかり、細見 彰洋、高橋 徹
イチジク'桝井ドーフィン'の結果枝を基部から先端部にかけて4つの部位に区分して、成熟果の香気成分を分析した。その結果、基部に近い果実の香気成分は、他の部位の果実とは異なることが明らかとなった。また、香気成分と気象条件との関係を調査した結果、果実生長曲線第II期の昼夜温度差や第III期の積算雨量との相関が特に強かった。
発表日時:2025年3月21日(金) 10:30~10:45