科学で導く、食の未来へ。
東洋食品研究所は、食品に関する基礎研究と応用研究を行い、また食品科学と教育を広く助成し、学術と文化の発展に寄与します。
クルマエビ可食部の核酸分解酵素系をSephadex、DEAE-セルロースを用いて分離精製し、それらの一般的性質をしらべた。PMase活性の画分1個が認められ、それぞれの酵素作用の最適条件は、pH4〜5、温度50℃であった。
これらの結果からクルマエビの温水拙出(煮出し)における5′-ヌクレオチドの消長が説明されるものと考えられよう。