日本防菌防黴学会 第36回年次大会で発表しました。

文化財を劣化させる真菌の検出・識別用DNAマイクロアレイ

○加瀬谷泰介,青木俊介,平山幸一(東洋鋼鈑(株))

文化財の素材や保管環境は多様であるが、劣化防止を目的として高温多湿を避け、清潔な環境で保存・管理されている。しかし、一部微生物は低湿状態でも生育し、紙などの植物質素材はもちろん、金属素材の文化財ですら劣化させる。 文化財劣化真菌を短時間に検出し、同時に同定するための新しい手法としてDNAマイクロアレイを作成し、検証した。

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