科学で導く、食の未来へ。
東洋食品研究所は、食品に関する基礎研究と応用研究を行い、また食品科学と教育を広く助成し、学術と文化の発展に寄与します。
○井上竜一,遠田智江,青山好男
マッシュルームは酸化酵素チロシナーゼにより褐変しやすい食材である。食品加工においてはブランチングによりチロシナーゼを失活させるが、過剰なブランチングによる軟化や歩留まりの低下、ブランチング中昇温過程でチロシナーゼが働き褐変することが考えられる。そこで、マッシュルームの褐変に関与する因子の調査を目的として実験を行った。