日本農芸化学会2022年度大会 (オンライン開催) で発表します。

日本農芸化学会2022年度大会で発表します (オンライン開催)。

成人アトピー性皮膚炎患者におけるイチジク茶摂取の有効性について

 講演番号:2G08-06
阿部 竜也、小山 ゆかり、西村 耕作

イチジク葉を原料した茶 (イチジク茶) において、アトピー性皮膚炎に対する抑制効果を動物実験から見出している。機能性食品利用を目指し、軽度アトピー性皮膚炎 (AD) 患者を対象に、ヒト介入試験を実施した。結果、水群と比較して、イチジク茶群の皮膚炎指標であるEASIスコアは有意に減少した。また、その効果は摂取終了により弱まったことから、継続的な摂取が効果的であることが示唆された。

発表日:オンデマンド配信・2022年3月15日(火)09:00~18日(金)18:00、
コアタイム質疑応答・3月16日(水)14:00 - 14:30

フロクマリン低減イチジク茶が薬物代謝酵素に与える影響

 講演番号:3I01-01
小山 ゆかり、阿部 竜也、西村 耕作

イチジク茶のフロクマリン除去方法を検討した結果、表面シラノール基密度の小さいシリカで選択的に除去できることを見出した。シリカ処理茶液の薬物代謝酵素阻害作用および光毒性作用について評価したところ、未処理茶液に比べてリスクが低減されることを確認した。

発表日:オンデマンド配信・2022年3月15日(火)09:00~18日(金)18:00、
コアタイム質疑応答・3月17日(木)09:00 - 09:30

加熱調理時にスジと脂肪を流出させる畜肉前処理方法の開発

 講演番号:4H04-02
西村 耕作、阿部 竜也

本研究では、加熱調理時にスジと脂肪が流出することで除去できるような畜肉前処理方法の開発を目指した。プロテアーゼ処理、急速冷凍処理あるいはこれらを順に処理する併用処理を施した牛脂身を焼成したところ、併用処理区において著しい組織の崩壊が認められ、流出量が有意に増加した。

発表日:オンデマンド配信・2022年3月15日(火)09:00~18日(金)18:00、
コアタイム質疑応答・3月18日(金)10:30 - 11:00

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