科学で導く、食の未来へ。
東洋食品研究所は、食品に関する基礎研究と応用研究を行い、また食品科学と教育を広く助成し、学術と文化の発展に寄与します。
缶詰かきの緑色色素がクロロフィルaの誘導体であるかどうかを知るためにアオサの緑色色素を塩酸-アセトン混液にて抽出し、銅を添加した後、缶詰かきの緑色色素と同様に精製分別した結果、缶詰かきと同様に5つの成分に分けることができた。
それらの物理化学的性質を調べ缶詰かきの緑色色素のそれと比較した結果、元素分析値を除いてはいずれも非常によく類似していることが認められた。