科学で導く、食の未来へ。
東洋食品研究所は、食品に関する基礎研究と応用研究を行い、また食品科学と教育を広く助成し、学術と文化の発展に寄与します。
缶詰食品中の微量鉛を乾式灰化処理ポーラログラフ法により測定する際の灰化温度,蒸発乾固条件および過塩素酸溶液を支持電解液とした場合の共存スズの影響について調べた.この支持電解液による場合,スズ20ppm以上の共存は鉛検出量を過大にする.スズの影響はダウエックスA-1キレート樹脂で除去することができ,鉛の回収率は極めて良好であった.