科学で導く、食の未来へ。
東洋食品研究所は、食品に関する基礎研究と応用研究を行い、また食品科学と教育を広く助成し、学術と文化の発展に寄与します。
塩化ビニル樹脂製容器等の材質中に添加されたジブチルヒドロキシトルエン(BHT)の抽出,定量法について検討した.トルエンを用いて細切試料を窒素ガス通気下で70℃,3時間抽出したのち,KD濃縮器を用いトルエンを除去し,ジクロルメタンに溶解したの ちFIDガスクロマトグラフで定量する.本抽出法による定量阻害は認められず,添加回収率は97〜102%であった.