科学で導く、食の未来へ。
東洋食品研究所は、食品に関する基礎研究と応用研究を行い、また食品科学と教育を広く助成し、学術と文化の発展に寄与します。
1.魚介類の鮮度と硫化水素との関係について調べた。
2.魚介類は一般に低温(5℃)保存の場合、生成硫化水素量と鮮度との間には明らかな相関関係は認められなかったが、高温(室温)保存の場合は、それらの間に明らかな相関関係が認められた。
3.一般に硫化水素量をもって魚介類の鮮度を判定する場合、生成硫化水素量50γ%をもって腐敗初期と提唱する。