1)トマト果実のNO′3-N蓄積に関し、Moと光の影響を検討した。
2)Mo無添加区の葉柄はMo添加区に比べ多量のNO′3-N蓄積が認められた。果実ではMo無添加区はMo添加区に比べわずかに多くのNO′3-N量が認められたが大差はなかった。
3)果実中のNO′3-N量とアスコルビン酸量の間には逆相関が認められた。
4)遮光すると果実のNO′3-N量は増加する傾向が認められたが、ガラス室栽培のH1370では認められなかった。
- 著者
- 宮崎 正則、国里 進三、美谷 誠一、石川 伸、岩本 喜伴、木多 武雄、藪内 一雄、若狭 勝、杉原 八郎、黛 乙郎
- 出典
- 東洋食品工業短大・東洋食品研究所 研究報告書,312-319(1969)