新しいタイプの"お粥並びに雑炊飲料"缶詰を開発した.
飲料タイプのお粥及び雑炊缶詰は米と注液の割合を1:18部にし,米の塊が出来ないように,熱水回転殺菌機を用いて,回転させながら殺菌・冷却する.酸性の具材を加えるときは,クエン酸ナトリウム等でpHを4.7~4.9程度に調整する.
また,ホットベンダー対応にするため,使用する具材等の好熱性徴生物のチェック,高温で貯蔵して具材の品質変化等を調べる必要がある.
- 著者
- 森 大蔵、安福 美幸、稲田 有美子、高橋 英史
- 出典
- 東洋食品工業短期大学・東洋食品研究所研究報告書,21,15-27,(1996)